【甜葉懸鈎子:てんようけんこうし】
--学名:Rubus suavissimus S.Lee
--別名:開胃茶
中国南部を原産地とし、現在の産地としては中国・広西壮族自治区が知られています。甜茶で知られる植物はアカネ科の「牛白藤」、ユキノシタ科の「蝋蓮繍球」、ブナ科の「多穂柯」とバラ科の「甜葉懸鈎子」の4種類があります。その中で、バラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)にのみアレルギー作用の緩和効果があります。そして甜には「甘い」という意味があります。
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●そのメカニズムは……
GODポリフェノール(甜茶ポリフェノール)とルブソシドが成分として含まれています。GODポリフェノールはアレルギーに有効な成分といわれています。ルブソシドは甘味成分で砂糖の75倍の甘味があり、しかもカロリーはゼロです。ほかに、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが豊富です。カフェインは含まれていません。
GODポリフェノール(甜茶ポリフェノール)はヒスタミンの分泌抑制、抗炎症作用があります。中国では古くから、甜茶は熱を下げ、肺の乾きを癒し、痰を除いて咳を止めるなど風邪の主症状を抑える健康茶として愛飲されています。のどの痛みや風邪のほかにアレルギー性鼻炎(花粉症やハウスダストアレルギーなど)、気管支ぜんそく、アトピー皮膚炎、じんましんなどの1型アレルギーの予防・症状緩和によいとされ、糖尿病や高血圧にも用いられているようです。
●アレルギー症状を緩和する作用について……
鼻、口、眼などの粘膜からほこり、ダニ、花粉や化学物質などの原因物質(アレルゲンという)が体内に侵入してくると、白血球の中のTリンパ球がアレルゲンを異物として認識し、Bリンパ球に伝えると、Bリンパ球は免疫グロブリンの一種であるIgE抗体を作ります。すると、免疫反応の主役であるマスト細胞にこの抗体がくっついて、アレルゲンに対する攻撃態勢を整えます。再び体内にアレルゲンが侵入してくると、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質を放出し、神経、血管や粘膜などを刺激してアレルギー症状を起こします。
甜茶は、マスト細胞からのヒスタミンなどの化学伝達物質の放出を抑える働きがあるため、アレルギー症状が緩和されます。一般的な抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などで時々みられる副作用もなく、即効性があります。また、症状が出始めてから飲んでもある程度の効果があります。ただし、その効果は人によって違います。花粉アレルギーの人は、花粉が飛散し始める2週間〜1か月ほど前から飲み始めると効果があるようです。
●その摂取方法は……目安量、期間
抗アレルギー効果を期待するには、甜茶エキスとして一日120mg程度の摂取は必要であるといわれています。製品内容欄に成分の分量を確かめて服用しましょう。しかし、製品には分量までは書いて無いことがありますので、パッケージや説明書に記されている「お召し上がり方」に従うしかありません。
目安としては、1袋を熱湯500ml程度に入れて2〜3分煮立てると飲めます。食間(食事と食事の間)や寝る前に飲むと効果的です。カフェインは入っておりませんので眠れなくなることはありません。
●注意事項は……
甜茶ならなんでも良いというわけではありません。前述のように甜茶にはアカネ科の「牛白藤」、ユキノシタ科の「蝋蓮繍球」、ブナ科の「多穂柯」とバラ科の「甜葉懸鈎子」の4種類があります。しかし、抗アレルギー作用を持つ甜茶ポリフェノールはバラ科の「甜葉懸鈎子」にしか含まれていません。
花粉アレルギーと言っても、花粉はスギだけではありません。花粉症の原因となる花粉は何種類もあり、一年中飛び回っています。自分が何の花粉に対してアレルギーなのか、その花粉は何月頃に飛ぶのか知っておく必要があります。
甜茶ポリフェノール入りのキャンディーや、ガムなどのお菓子が出回っていますが、原材料と、分量はどの程度か確認することも大事でしょう。有効成分の含有量は製品によってまちまちで、ほとんど含まれていない製品もあったといわれています。
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甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)と言う甜茶があるとは知りませんでした。初耳です。(^^)なるほど〜♪花粉症に効果があるという訳ですね。良いことを聞きました。また寄らせて下さい。
甜茶の中の甜茶ポリフェノールが効くのですね。
一つ物知りになりました☆